スティーブくんと一緒

スティーブくん(バイクの愛称)とイチャイチャする毎日の記録なのにゃー

変速

ティーブくんと出逢ったのは、結婚したあとだよ。

独身時代は、同じV型エンジンを持つシリーズの、「二型」に乗っていた。

 

周辺のおじさん(当時)たちが、乗りたがった。

基本的には丁重にお断りしていたのだが、どうしても断れなかった相手がいた。

ひとりは、勤め先の会社の社長さん。

若い頃乗っていたとおっしゃるので、しぶしぶ鍵をお渡しした。

ヘルメットもつけずに会社の敷地内をウロウロ低速で走り、しばらくして戻って来て、ギアかクラッチが調子悪いとおっしゃる。

そんな馬鹿なと運転を代わったら、何の支障もない。

よくよく聞いたら、社長さんはロータリー式の変速方式のバイク(カブとかね)しか乗られたことがなく、(リターン式のバイクなので)ローのままウロウロされていたのだ。

 

何でも解っていると勘違いしていた若い頃、そんな社長さんをわらっていたけど、今から思えば大変不遜なことだった。

 

未だにスティーブくんのことは、何にも解っていない。

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索道もエンジン仲間