浄土
今夜は、読書会だった。
「美の法門」を輪読した。
恥ずかしながら、初めて全部読めた。
みんなで読むと不思議と読める。
難解なところが多くて、理解には至っていないけど
ときめくところがいくつかあった。
『善悪美醜の差があっても
差のままにその差が消えていく世界がある。
矛盾が矛盾のままで溶け合ってしまうのである。
念仏の行者たちはかかる国を浄土といったのである。
中略
対辞を持たない国なのである。
中略
凡ての物、凡ての物が、救われている状態に在るのである。
中略
浄土の座は円輪なのである。』
ここでつい思い浮かべてしまう。
ライダーのバイクを愛する世界は
コレだよと。
しかし死んであの世を表す「浄土」に逝くには
まだ走り足りないな。