ヘルメット
天海祐希さんが黒いバイクで登場する、確か缶コーヒーのCMがあった。
かなりかっこよかった。
ヘルメットを着用していれば、顔のパーツとレイアウトの著しい違いは確認出来ないので、気分は天海祐希さんである。
スティーブくんのボディは黒。
つなぎもブーツもグローブも黒。
当然ヘルメットも黒。
大日如来の梵字は、御守りであり、コケたときについたキズ隠しでもある。
もしもコケたら、是非即死で!という願いでもある。
今のAraiは、5代目だ。SHOEIのヘルメットだったこともある。
2代目と4代目は、サイズが大き過ぎた。
高速道路で、横に並んだ友達の方を見ると、クルッと横に回転するので危ない。
3代目は、キチキチ過ぎて、前髪が引っ張られて抜けた。ロングツーリングの時など、コメカミが圧迫されて頭痛がした。
初代のヘルメットは、まだスモークシールドの規制がうるさくない時代だったので、かなりのスモークぶりだった。
外から顔はほとんど見えなかった。
中からも当然見えにくいので、暗いトンネルではシールドをあげて走ったこともあった。
スモークでない場合、眩しい上に目の周りを日焼けするのが難点だ。
今のヘルメットには、空気調節ができる穴が設けてあって、とても便利だ。
寒暖差や湿度で曇った時や、夏の暑い時期の空気調節に、とても活用している。
もしもコケたときは、一つのレバーを引けば、ぱかっと割れて脱がせることが出来るらしい。
その機能を確認したことがないのは、ありがたいことだ。