スティーブくんと一緒

スティーブくん(バイクの愛称)とイチャイチャする毎日の記録なのにゃー

原風景その三

バイクに乗ることになった理由。三つ目。

いや、乗り続けることになった理由は、さらなる出逢いにあるだろう。

 

私が二輪免許を取った頃、女性のライダーはたくさん存在していた。

大型自動二輪の免許を取るには、県の免許センターで「一発試験」と呼ばれていた試験に合格しなければならなかったが、平均10回と言われたその試験を、3回で合格した女性を知っている。(私は中免)

たくさん存在していたが、何故か一緒にツーリングすることは無かった。

想像するに、多くの女性ライダーは、彼氏とツーリングしていたのだと思う。

 

残念ながら全くモテず、ソロで走るにも運転に自信が無かった私は、バイク屋さんに入り浸っていた。

週末になると、運転が上手な先輩ライダーの後ろを、なぞるようにして走った。

追い越しするタイミングや、車間距離の加減、ギアを操作するタイミング。

たくさんマネっこさせてもらった。

同年代のみんなと、じゃれあって、いつも遊んでいた。

だけどモテなかった。

 

でも、最近ある人が言っていた。

 

一方で、僕は好きだけど相手は好きじゃない、
という関係も意外と長続きする。
そうした好きな人との出会いが、
僕をものすごく幸せにしてくれましたね。
ねんごろになりそうでならなかった人たちが、
僕を作った気がします。

 

うん。私もそう思うんだよね。

バイク仲間たちは、大好きだけど、誰ともねんごろにならなかった。

そしてみんなは、私の一部になっているのだ。

迷惑だろうけど!笑笑

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ほぼ同期のみんなと。30年程前。