スティーブくんと一緒

スティーブくん(バイクの愛称)とイチャイチャする毎日の記録なのにゃー

遭遇

林道を走る場合、落石や土砂崩れなどの自然災害、現象に注意が必要だ。

山肌を伝って流れている水や、その水際に生える苔類なども要注意だ。

その方面への覚悟は、ぼんやりしている私にも、在る。

その方面は、貧弱な想像力でも想像できる。

しかし

思いがけないことが起きるものだ。

相手が生き物の場合である。

イノシシや、カモシカや、タヌキ。

キジやヤマバトが飛び出すこともある。

谷をはさんだ向こうの山に、クマがいたこともある。

さらに

想像を絶するのは、相手がヒトだった場合である。

山菜やキノコ採りが行われていない夏場、

山奥の林道でヒトに遭う事を想定していない。

これが、スキー場の近くや、キャンプ場が近いならわかる。

公衆トイレも水場もないような、山奥だ。

携帯電話もつながらない奥地だ。

まさか

こんなところでイチャイチャしているヒトに遭遇するとは!

しかも車一台がやっと通れる林道に、駐車しやがって!

路肩の段差にびびりながら、二人と視線を合わせぬように

走り抜けた。

ひたすら走って、ひらけた場所に出た。

開放感といったら、なかった。

f:id:makimakim:20190328173329j:plain

ひらけた場所