ミラー
ほめられたことではありませんが、
自動車を運転する前に
ミラーの角度の点検をあまりしていません。
ほとんど、前回運転したときのままで走り出します。
倒したままで走り出して、慌てたことさえあります。
対して
スティーブくんのミラーは、必ず確認します。
ヘルメットの中から見える視野は、
なんとなく狭い気がするし
ヘルメット着用時に後方を確認するには
ミラーが便利だからです。
ヘルメットを着用して振り返るのは、不安定な乗物なので
危険なことがあります。
ミラーは、いろんなものを映します。
時折、ハッとすることがあります。
雨雲の中を走っているときに、ミラーに青空が映っていたり
信号で止まった時に、桜花が映りこんできたり
後方の山脈に稲光が走ったのをとらえたり
みんなでツーリングのときは、
後方の友達を見るともなく見ています。
一度、ビーナスラインからの帰り道に
林道の途中のカーブで
ミラーから友達の姿が見えなくなりました。
しばらくしても現れないのでターンして戻ると
側溝に落ちて、懸命に道路にあげていました。
幸い怪我もなく自走で帰ることになりました。
ミラーで友達がいるのを確認すると
ほっとするのです。