スティーブくんと一緒

スティーブくん(バイクの愛称)とイチャイチャする毎日の記録なのにゃー

爽やか

仕事で高校時代の同級生に会った。

炎天下の中、ずいぶん話し込んだ。

話題が爽やかな青春時代だからだろうか。

いや、私達の高校時代は、課題制作に追われる日々だった。

爽やかとは言いがたい。

 

爽やかだったのは、

朝、バイクで颯爽と現れる先生や先輩達だった。

前にも書いたけど

数学の若い先生は爽やかだった。

SRXにタンデムしていただいたことは、忘れられない。

スーツでSRXに乗っておられた。

ちょっとぽっちゃりした体型に

濃いグレーのスーツが、微妙だったが

カッコいいと思うことにしていた。

 

対局にあった先輩がいた。

二つ上の先輩で、たぶん校則違反だったと思うが、

隣接する定時制高校の駐車スペースにとめておられた。

GPZ400

紺色のウィンドブレーカをはおっておられた。

ヘルメットは派手なカラーリングだった。

私達は、四階の教室の窓から

バイクが乗り入れられるのを見ていた。

近づきがたいオーラを出しておられた。

触れると切れそうな感じとは、あの時代の先輩のことだろう。

爽やかというか、超クールだった。

 

そんなことを話していた相手は

今は彫刻師だ。

近々開催される彫刻キャンプの会場でヂリヂリと

照りつけられながら

話していたのだった。

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炎天下