お通夜で
知り合いのお寺の、前坊守さんのお通夜にお参りした。
崇拝している木村先生の法話だった。
お寺のお通夜だけあって、読経が素晴らしい。
一緒に合唱している気持ち。
あの木村先生と読経していると思うと、トランス状態。
木村先生の法話の中で
「形あるものは全てこわれる。励めよ。」
「不ニという事は、ふたつに割り切れることはないという意味でもある。
生と死もふたつには割り切れず、こうしていても浮遊しているのだ。」
というところが心に残った。
限りある命なのだ。
やっぱりバイクに乗りたいと思った。
お通夜の間、わたしの前に座ったおじさん二人が
かなりの酒気帯びで
ずっとペチャクチャ喋っていた。
お隣の方から、静かにお願いしますと言われても
しばらくしたら、ペチャクチャ
周りの人たちは、眉をひそめながらも、咎めることもなく
ただ木村先生の声を聞き漏らすまいと、前のめりになっていた。
不ニということをお話しされたので
あの二人も悪とは言えないなと思った。
やんちゃな子供だったのだろうな。
今回、看板を書かせてくださった。
下手くそで、申し訳ない気持ちでいっぱい。
でも、わたしの出来ることで、精一杯お送りできて
光栄なことだった。
ありがとうございました。おばあさま。