隼
特攻隊で死んだ伯父の遺稿を、Wordで打ち込んでいる。
1月11日現在、昭和19年7月の短歌らしきものを
打ち込んでいるところだ。
だいたい半分くらい来たかな。
今月に入ってから、「隼」という名前がでてくるようになった。
たそがれの 漸く迫る 飛行場 翼やすむる 隼の群
とか、そんなかんじで登場してくる。
伯父は「隼」が好きだったみたいだ。
憧と希望かないて 今こそぞ 乗る隼の 爆音心快し
私がバイクに乗るときの気持みたいだ。
まだ十代で、田舎の百姓あがりの伯父にとって、
とってもワクワクした体験だったことだろう。
死に向かっていたとしても。
いまは、「隼」と検索したら出てくるのは、スズキのGSX1300Rである。