スティーブくんと一緒

スティーブくん(バイクの愛称)とイチャイチャする毎日の記録なのにゃー

知ったかぶり

バッテリーの電極をつなぐボルトとナットを

交換してもらうために

バイク屋さんに寄った。

先日来、接触が悪くてバチバチ言うポイントだ。

早速エンジニアの池ちゃんに託す。

ショールーム

ぐたぐたとカステラパンとかカニパンの話をしていたら

Tさんがショールームの扉をあけて入ってきた。

私の顔を見て

「あ」

と言い、コートの内ポケットをまさぐるので

「お年玉?頂戴」

とふざけて手をだしたら

「はい」

と本当に何かを差し出した。

 ペンシルタイプのタイヤプレッシャーゲージ だ。

「持ってないって言ってたやろ」

「うん。だけどなんで?」

Tさんは、いつも私の気に障ることばっかり言うし

わりとけちくさいし

私は出会ってから20年くらいだけど

一回もよくしてもらった記憶はないので

「だけど私、Tさんになんもいいことしてあげれんよ」

と、思わず言ってしまった。

 

それよりも

タイヤゲージを持っていなかったのは

そもそも自分で測ったことがないし

必要だとも思っていなかったからで

見ても、なんだかわからなかった。

名称を呼ばれて、はじめて何かわかった始末だ。

何に使うものなのかとか、聞かなくて良かった。

「知らないのか。そんなことでライダーとはいえない。」

な〜んてことは当然言われるところだった。

 

Tさんはいくつも持っていて、必要ないから

くれたらしい。

私はまず、タイヤの空気圧に興味を持つことからだ。

知ったかぶりから、ちょっと知識を深めるチャンスをもらったかんじだ。

 

タイヤゲージというチャンスをくれたということで

ありがとう。

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ボールペンかと思いました。