甥っ子と私
甥っ子と私は
似てる。
干支と血液型が同じだ。
中途半端に何にでも興味を示すところが似てる。
帰省してきたので
一緒にランチをいただき
市内見物にでかけた。
甥っ子は、私の車に乗り込み
ヘルメットを撫で回した。
被ってみれば?
というと
抜けなくなったら、どうする?
と心配しながらも、装着した。
ヘルメット内の換気のことや
形状の違いと効果などを
質問してくる。
わかる範囲で答える。
甥っ子には、谷川俊太郎の「好きすきノート」を
渡している。
両親と私の好きなことを書き込んである。
その中で、好きな瞬間として
スティーブくんとトンネルから出る瞬間
と書いたことを覚えていて
どんな感じなのか聞いてくる。
答えることが、とても嬉しい。
なんか分かる!と共感してくれるのも嬉しい。
私もそういう時そういうふうに反応する。
彼の好きなことを書くためのページもある。
たくさん「好き」を見つけてほしいと思う。